治療経過
- 平成19年9月、大学病院にて前立腺がん多発性骨転移と診断される。
- 手術は不可、平成19年10月よりホルモン治療を開始。
- 【当院受診時の症状】
1.頻尿
2.精神的不安
3.食欲不振
4.不眠 - 平成19年10月、第1回目の活性NK細胞療法開始。その後9回の治療を行ったところPSAは完全に正常範囲を示す。
- 平成20年4月、骨スキャン施行。治療前の頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、肋骨の集積異常は一部残存するが大部分消失。著明に改善した。
腫瘍マーカー推移表(治療開始前)
PSA(正常:4.0以下)
- H19.09
- 650↑
- H19.09
- 688↑
- H19.09
- 811↑
腫瘍マーカー推移表(治療開始後)
PSA(正常:4.0以下)
- H19.11
- 20.5↑
- H19.11
- 3.3
- H19.12
- 2.2
- H19.12
- 1.2
- H20.01
- 1.07
- H20.02
- 1.18
- H20.04
- 1.65
- H20.06
- 1.87
- H20.05
- 1.43
- H20.07
- 2.36
腫瘍マーカー推移グラフ

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(1)活性NK細胞療法について—活性NK細胞療法は患者さんから1回分40㏄を採血し、血液を分離、NK細胞を抽出、2週間の培養(増殖・活性化)を行った後に点滴で投与する免疫療法です。(2)副作用について—基本的に副作用は少なく、稀に軽度の発熱はありますが、重篤な副作用は見られません。また、他の治療との併用も可能です。(3)費用等について—6回の投与を1クールとし、1回分の活性NK細胞療法の培養費は240,000円、1クールで1,440,000円の培養費が目安となります。- その他の前立腺がんの治療症例
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